プリント作りの工夫

ぴくっとラボが目指すのは、どの子どもにも分かりやすい「ユニバーサルな教育」です。
プリントは、特別支援学校の授業の中で、子どもたちの様子を見ながら作成しています。このページでは、プリントを作るときに取り入れている工夫を紹介します。

このプリントを作った理由

ぴくっとラボを始めた理由

ぴくっとラボのプリントは、保護者の方とのやりとりがきっかけで生まれました。
作り始めた経緯は、記事にまとめています。

ぴくっとラボを始めた理由を読む

1. 見て分かる(視覚支援)

すべての言葉と文に絵を付けています。
文字を読むことが難しい子も、絵を手がかりに意味をつかめます。「読めた」より先に「分かった」があることで、安心して取り組めます。

2. 生活の中で使う言葉を選ぶ

言葉と文は、教科書や学習指導要領、特別支援学校用の教科書(通称「☆本」)を参考に、子どもが普段の生活で見たり、使ったりする言葉を選んでいます。
必要のない言葉を無理に問題にしません。知らない言葉で漢字を覚えようとすると、2つのことを同時に学ぶことになり、負担が大きくなるためです。

3. 読むことから、書くことへ(スモールステップ)

1枚のプリントの中で、次の順に進みます。

  1. 言葉を読む
  2. 文で読む
  3. 言葉を書く
  4. 文で書く

「読む」から「書く」へ、「言葉」から「文」へ。小さな段差を一つずつ上るように進むため、つまずきにくくなります。
書くことが難しい場合は、「読めたらOK」から始めても大丈夫です。

4. 書く負担を減らす

  • 文字を大きく表示しています。鉛筆を持たずに、指でなぞるところから始められます
  • マス目に1字ずつ書けるので、字のバランスを取る練習ができます
  • 書き順や、とめ・はね・はらいのポイントを細かく書いていません。余計な視覚情報がないので、文字の形をつかみやすくなります

5. 意味の仲間で覚える

漢字を、「数」「体」「色」など、意味の仲間ごとにまとめています。
関連のあるものをまとめて学ぶことで、覚えやすく、思い出しやすくなります。意味で覚えることが得意な子にも向いています。

6. 「できた!」を大切にする

少し間違っていても、「できた」「分かった」と思えることを大切にしています。
1日にたくさん練習するよりも、毎日少しずつが基本です。短い時間で終わるように、1枚に取り組む量を絞っています。

ご家庭での使い方のポイント

  • 1日に1枚、または1つの言葉だけでも十分です
  • 指でなぞる、声に出して読む、リズムをつけて書くなど、その子に合った方法で取り組んでください
  • 読めたらほめて、書くことは無理に求めなくて大丈夫です

ご要望について

「このような工夫がほしい」というご要望がありましたら、お問い合わせからお知らせください。